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住信SBIネット銀行とは
住信SBIネット銀行は日本に本社があるネット銀行です。
三井住友信託銀行とSBIホールディングスが共同出資しており、2007年から営業開始されています。
僕自身、恥ずかしながら投資を始めるまでその存在すら知らなかったのですが、使っていくうちに手放せないくらい便利な銀行であることが分かりましたのでオススメしたいと考えています。
オススメする理由
ATM入出金手数料 無料 5回/月(簡易な条件あり)
住信SBIネット銀行なら「スマート認証NEO」という機能の設定をするだけでATM入出金手数料が5回/月まで無料になります。(法人は対象外です)
メガバンクなど他の銀行等では一定金額(数十万以上)の口座残高、給与の受取先口座に指定、ローン利用などがATM手数料無料回数アップの条件になっているのですが、住信SBIネット銀行にはこのような条件もありません。
「入出金」ですので、入金でも出金でも回数にカウントされます。
とはいえ、ATMでの入出金をそれぞれ月1~2回にすれば5回というのは充分な数と分かります。
(例:月に2回定例の出金をし、急な出費でさらに2回出金、入金で1回でも5回)
ちなみにスマート認証NEOはスマートフォン本体の本人確認機能(例えば指紋認証)とアプリとを紐付ける事でアプリ起動時のパスワード入力を簡単にすることができる機能です。
また、ネット銀行口座から他行への振込等の発生の場合はアプリで承認するステップが入りますので、身に覚えのない不正送金を防ぐ事が期待出来ます。
他行振込手数料 無料 5回/月 (簡易な条件あり)
住信SBIネット銀行なら「スマート認証NEO」という機能の設定をするだけで他行振込手数料も5回/月まで無料になります。
他行振込もアプリで出来ます。一度登録すれば次回同じ口座に振り込む際に口座番号の入力も省略出来ますし、振込にあたっての認証も簡単になります。
例えば給与振込口座からある程度引き出してSBIネット銀行に一定額入金。そこから貯蓄専用口座にアプリから振込…という使い方も出来ます。
振込手数料を節約するためにコンビニATMで複数の銀行のカードで出金、入金を繰り返して残高をやり繰りする手間も無くなるので便利です。
なお、住信SBIネット銀行宛と三井住友信託銀行宛の振り込みであれば無制限に無料となります。
ただし、法人で住信SBIネット銀行以外に振り込む場合は手数料が発生します。
デビットカード一体型キャッシュカード
キャッシュカードにデビットカード機能が付与されますので、いざという時はこれで支払いも出来ます。タッチ決済にも対応していますのでタッチ決済派の方も使いやすいです。
僕は基本的に他のクレジットカードやペイ系アプリで決済するので使った事はありませんが、デビットカード機能をメインで使っている方も移行しやすいかと思います。
米ドル為替手数料 4銭/USDの安さ
米国株投資にあたってはどこかのタイミングで米国ドルが必要になります。SBI証券の円建て口座残高から円ベースで米国株を買う事も可能ですが為替手数料25銭/USDが発生します。
住信SBIネット銀行であればこの為替手数料を4銭/USDに抑える事が出来ます。
住信SBIネット銀行に円で入金→SBIネット銀行で米国ドルに両替→SBI証券の証券口座に振替
という手順こそ必要ですが、慣れると全然苦にならない程度です。
為替手数料を約6分の1にまで削減できるメリットの方が上回ると僕は考えています。
ネットバンキングでの入金に柔軟に対応
ネットバンキングに便利です。
僕はもっぱらPayPayの入金用口座に指定しています。一度設定すればPayPayのアプリから簡単にチャージ出来ます。
PayPayをフルに活用するならYahoo!カードがあると良いのですが、僕は必要以上にを増やしたくないのでひとまず住信SBIネット銀行で入金しています。
また、bitFlyer(暗号資産)やアイネット証券(ループイフダン)などの各種サービスで運用するための入金もネットバンキングで出来ます。
定額自動振込設定可能
設定すれば定額の自動振込や他行からの引き落としも出来ます。僕は使った事はありませんが、毎月別口座に移す場合は設定しておくと便利かと思います。
通帳不要でアプリで管理
銀行等で発行してもらった紙の通帳の管理(通帳の記帳や記帳が終わった通帳の処分等)が面倒に感じる事がありましたが、住信SBIネット銀行では通帳が発行されずアプリで履歴を確認出来ます。
これで通帳の管理から解放されます。
SBI証券の証券口座への入金も簡単
住信SBIネット銀行は「ハイブリッド預金」というシステムを採用しています。これは円普通預金の残高をハイブリッド預金に振替(移動)すると、自動でSBI証券口座の買付余力に反映してもらえるサービスです。
振替操作はアプリ上で出来ますので、”ネット銀行で入金作業し、次は証券口座にログインしてそこで入金作業をして…”という手間から解放されます。
ハイブリッド預金への振替も自動でする設定もありますので、つみたてNISAなど定額で運用するものを設定しておくと便利です。
まとめ
今回は住信SBIネット銀行のオススメなところを挙げました。
ATM手数料、他行振込手数料無料化の部分だけでもメリットは大きいと考えています。投資目的でなくても生活費のやり繰り用の口座として持っていても良いのではと考えています。
今回の記事は以上です。
お役に立てれば幸いです。
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