個人事業用ノートパソコンをヤフオクで56,000円で落札して経費に計上した話

節約

バーナビー(@Burnaby_104)です。
個人事業に使うノートパソコンを格安で調達出来ました。
事業用以外にも、物品調達の方法として今回の経験を記事にします。

個人事業用のパソコンが必要になった

これまでブログは自宅のデスクトップパソコンで書いてました。

帰省先や外出先での記事執筆やブログへの問い合わせ対応、ひいては妻が個人事業の専従者になった際の業務用端末としての運用も見越してノートパソコンが必要になりました。

そこで、ノートパソコンの購入の検討を開始しました。

新品で買うと結構なお値段…

ノートパソコンと言えば”結構なお値段”という印象があると思います。
例えばノートパソコンで調べてもお値段はピンキリです。

会社などの業務用モデルも扱っているDell製品だと例えばこんな感じです。

DellやHPのカスタムモデルであれば自分のニーズに合わせてスペックや付属ソフトをカスタマイズ出来るのですが、相応の費用がかかってしまいます。

例えば、僕が検討していたモデル、構成ではMicrosoft Officeを付けて100,000円近くになりました。もう少し安く調達出来ればと考え、新品購入以外での調達を検討しました。

格安で買うならオークション

格安に調達するなら新品よりも中古品です。型落ち製品なら安くなりますし、僕の個人事業の用途なら型落ちでも全く問題ありません。僕は中古品の調達先としてネットオークション(ヤフオク)で探しました。

中古品を扱う実店舗ですと原則として「そのお店で買い取りした品物」しかないので選択肢も少なく、価格も比較しづらいものです。

ネットオークションであれば全国から出品されている品物から選べますので比較的状態の良いものや相場に合った価格のものを見つけやすいです。

オークションって怖い?僕もそうでした

ネットオークションといえば怖い、というイメージがある方もいらっしゃるかと思います。何を隠そう僕もそうでした。ですが、ヤフオクなら料金はいったんヤフオク預かりになります。

商品を受け取り、受取連絡を経て出品者に料金が支払われるので”料金だけ出品者に渡って商品が来ない”というリスクも抑えられます。(下図はヤフオクかんたん決済での取引の流れです)

この仕組みのおかげで僕はヤフオクに対する不安感が低くなりました。

ヤフオク公式サイトから引用

今回の記事ではノートパソコンを選ぶ際の僕の考える目安をお伝えしますのでパソコンに限らずネットオークションのご利用をお考えの方のご参考になれば幸いです。

ノートパソコンの選び方の目安

今回のノートパソコン調達にあたって、僕は次の点に注目しました。

  • 価格が相場の範囲
  • Microsoft Office付き
  • スペックの記載が充分
  • 出品者さんが出品慣れしている
価格が相場の範囲

他の出品と比較し、価格が相場の範囲にある出品を探しました。著しく安いと何か問題があるかもしれないと考えたためです。

また、後述する個人事業用のため総額100,000円以下のもので程よく安いもの…今回はひと声70,000円以下を目安に探しました。

Microsoft Office付き

妻が使う事も考慮し、妻が使い慣れたMicrosoft Office付きのものを探しました。

出品の中に「Office付き」という出品タイトルのものがありますが、Microsoft OfficeではなくOpen OfficeなどのMicrosoft Office互換製品である場合があります

Microsoft Officeで慣れていて、それを使いたい方は注意しましょう。

スペックの記載が充分

ここがポイントです
ノートパソコンの型番、CPUなどの各種仕様、付属品の有無、Officeインストール済ならどのOfficeであるかなどスペックが充分に記載されている出品を選びました。

ノートパソコンの場合、同一型番でも仕様差があったり購入時のカスタマイズが出来る製品もあるので、具体的にどんなスペックなのかを見やすく、きちんと書いている出品者さんなら安心して購入しやすいと考えました。

ヤフオクから引用

一方で「型番の記載+写真1枚のみ(+簡単なスペック)」という少ない情報での出品もあったのですが、スペックが分からないので相場との比較、判断が難しいと考えて僕は避けるようにしました。

出品者さんが出品慣れしている

他にも同様の出品や実績のある、出品慣れしている出品者さんのものを選ぶようにしました。

出品慣れしていらっしゃる方なら、前述のスペック記載のように購入者に充分な情報を提供していただけますし、写真も多く掲載されていて入札すべきか判断しやすくなります。

出品(後の落札)実績の多い方なら評価数もおのずと多くなるでしょうから、出品者さんの信頼性にもつながります。(領収証発行も問題なく対応いただけたりする傾向にあります)

また、出品者さんによりますが即決価格を設定している出品であれば競り合い無しで落札出来ます。

競り合いが始まると価格がどうなるのか気になって結構ドキドキするんですが、即決なら通販のようにあっさり購入出来ます。

無事到着。使い心地良好

今回僕が落札したノートパソコンはこちらです。

FUJITSU LIFEBOOK U939/A (富士通製ノートパソコン)
次の仕様でした。
・第8世代 Core i5 8365U 1.60GHz
・8GBメモリ
・SSD256GB
・Microsoft Office 2019付き
・無線LAN機能付き(有線LANアダプターも有り)
・本体重量約777g(軽い!)

費用はおよそ56,000円ほどでした。
新品なら276,900円(メーカー希望小売価格)ですので、新品購入よりも20万円以上の節約です


2019年製なので3年落ちくらいですが、事業用の用途では遅さも感じず快適です。外観も問題ありません。

冒頭で記載した新品100,000円クラスの製品に比べて半額近い費用で充分快適なノートパソコンを調達出来たので大満足です

説明書無しの出品でしたが、メーカーの製品ページからPDFで入手出来ましたので全く問題ありません。起動テストも行い、出品者さんに受け取り連絡をして無事取引完了です。

写真では省略しましたが充電アダプターも付属
本体厚さはUSB端子ほどの厚さで薄いです

個人事業での経費に計上

記事のタイトル通り、今回購入したノートパソコンを事業の経費に計上します。
(プライベート目的の使用は自宅のデスクトップパソコンやiPad miniで…と使い分けています)

費用が100,000円未満でしたので勘定仕訳として「消耗品費」もしくは「事務用品費」として一括計上が出来ます。

経費に計上する事で当年の事業収益と差し引きされ、最終的に残った利益に対して税金が算出されますので節税につながります。

経費として計上する際は金額、日にちの証明として出品者さんから領収証を発行してもらうようにしましょう。

※ちなみに100,000円以上の場合は固定資産扱いになりますので、一括計上ではなく減価償却で対応する必要があります。パソコンの場合、仕訳科目は「備品」などになります。

個人事業関連では確定申告の記事があります。必要に応じてご覧ください。

まとめ

今回の記事は個人事業のノートパソコン代の節約、節税の方法をご紹介しました。

もちろん、個人事業用とでなくてもネットオークションを使えば格安で物品調達が出来たりします。
今回のノートパソコン調達にあたって、僕は次の点を目安に選びました。

  • 価格が相場の範囲
  • Microsoft Office付き
  • スペックの記載が充分
  • 出品者さんが出品慣れしている

ネットオークションの利用をためらっていた方の背中を押せればと思います。

今回の記事は以上です。
お役に立てれば幸いです。

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