ループイフダンから撤退!原因考察とループイフダンに興味のある方へお伝えしたい事

投資

バーナビー(@Burnaby_104)です。
今回の記事はループイフダン(FX自動売買)の実績を記事にします。

ループイフダンはどのようなものか、僕が実際に運用してみた実績と経験に基づく注意点をお伝えしたいと思います。

この記事で分かること
  • ループイフダン(FX自動売買)について
  • バーナビーの運用実績(2021年)
  • ループイフダン撤退
  • ループイフダンの注意点

ループイフダン(FX自動売買)について

ループイフダンはアイネット証券によるFXの自動売買システムです。

あらかじめ設定した通貨ペアと値幅で買い/売りの注文を機械的に繰り返す事で売買決済益を得ていくものです。株のデイトレードのようにチャートを見張り続けなくとも運用されるので、日中は別の仕事をしているサラリーマンなどの兼業投資家に向いているシステムだと僕は考えています。

ただし、完全放置ではなく口座資金の状況を適宜確認が必要です。状況に応じて注文ストップ、場合によっては損切決済などメンテナンスを行う必要があります。

バーナビーの運用実績(2021年)

僕は2021年からループイフダンを始めて、その実績を月ごとにまとめていました。2021年は次の記事の通り含み損こそありましたが順調に決済益を獲得してループイフダンの口座資金が増えていきました。

円安相場に直面

結論から申し上げます。僕はこの2022年に強制ロスカットで資金を失いました。

皆さんもご存じの通り、2022年は大きな円安となり、一時は1ドル150円台に突入しました。僕はここまでの相場変動を予想できず、口座維持率がどんどん減少し、ついには強制ロスカットの閾値である”口座維持率100%”を下回り、強制ロスカット決済で資金を大きく失う事になりました。

次の写真は最も資金があった時(2022年5月頃)です。口座資金が約1,100,000円(口座維持率を補填するため200,000円ほど追加入金しています)で含み損が230,000円近くありました。それでも何とか相場の大きな変動は無く、微細な決済益により現状維持で推移していました。ループイフダンにはドル円の通貨ペアでの注文も入れていたのですが、これが円安相場になり…

一気に消し飛びました。それが次の写真です。メールで大量の決済通知が届き、ループイフダンのアプリを見て愕然としました。このスクリーンショットは何度見てもつらいです。

強制ロスカットの原因

僕はこの強制ロスカットの原因は次の理由によるものだと考えました。

  • そもそも注文の入れすぎ
  • 勘に頼った追加注文をしていた
  • 相場が自分に都合の良い範囲に収まると思い込んでいた

それぞれの項目を振り返ってみましょう。

そもそも注文の入れすぎ

僕は次の通貨ペアを複数ロット運用していました。

  • AUD/JPY
  • CAD/JPY
  • CHF/JPY
  • AUD/NZD
  • USD/JPY

これについては様々な通貨の相場変動でも安定して決済益が得られるように…という考えだったのですが、手を広げ過ぎて運用する通貨ペアの厳選や運用ロット数の見直しをしませんでした。

2021年で上手くいってしまったのと将来的な相場の変動がないであろうと思い込んでいたため、厳選どころか、後述の追加注文をしてしまいました。

もともとの自動売買で保有していた注文と追加注文分が溜まってしまい、相場が思うように動かなくてなかなかさばけない(決済できない)状態になってしまい…という悪状況から抜け出せませんでした。

必要に応じて、最低限の損切決済はしていましたが、それでも口座維持率の減少は止められませんでした。

”注文の入れすぎ”をどう判断するかですが、アイネット証券のサイトで為替変動に応じた運用資金の目安表があります。最初はこれを考慮した運用をしていたのですが、僕は自分で注文が増やしてしまい、結果として目安表に合わない(資金不足な)運用をしていました。

勘に頼った追加注文をしていた

2021年後半は決済益ベースで万単位の決済益を得ていました。中には自分の裁量で追加注文したものが意図通りに値上がり(あるいは値下がり)して決済益を得られる事も少なくありませんでした。

これに気をよくして2022年は”上がりそう”、”下がりそう”と予想を立てて追加で買い/売りの注文をしていました。それも複数の通貨ペアで…。

予想が上手く当たって決済益を得られる事もありました。ですが、円安相場になり含み損がどんどん膨らんでしまいました。

”機械的に運用するループイフダンで、欲に駆られて勘に頼った注文をする”という本末転倒な事をしてしまったのが大きな敗因だと僕は考えています。

相場が自分に都合の良い範囲に収まると思い込んでいた

投資初心者あるあるかもしれません。ビギナーズラックで利益を得たり、ちょっとした相場の変動を経験した結果、”この程度ならもう少し強気に行けるな”と勘違いしてしまったのです。

円安相場についても”そろそろ従来の相場に戻るだろう”と根拠もなく楽観視していたところ、大きく円安に傾き、どんどん口座維持率が減少してついには強制ロスカットに至ってしまいました。

前項のように2021年後半~2022年前半は追加注文分も含めて順調だったので、正直に言えば調子に乗っていたのです。

ループイフダンの注意点

ループイフダンで投資資金を運用するにあたっては次の点に注意すべきと考えています。

  • 相当に余裕を持った口座維持率の維持
  • 大きな相場の変動を考慮する
  • 勘や楽観的予測に頼った追加注文は控える

ループイフダンはやめた方が良い?

ここまで僕の運用結果をご覧になった方の中には”ループイフダンは怖い”という印象を持ったかもしれません。あくまでも”僕の場合は上手くいかなかった”というだけに過ぎません。

僕のように意志の弱い兼業投資家(苦笑)でなく、次のチェックリストで挙げる点を意識出来る方なら利益を生み出せるのではと考えています。

つみたてNISAもそうですが、むやみに資金投資したり売買注文をしなければ相場に振り回される機会も減らせるのではと考えています。

ループイフダンが気になる方は例えば以下の項目を意識出来るかをお考えのうえ、ループイフダンを始めるか否かをご検討いただければと思います。

ループイフダンの運用チェックリスト

  • 運用目安資金ギリギリではなく充分に余裕をもった資金で運用する
  • 自動売買システムである、という認識で運用する(注文状態の見直しは適宜実施)
  • 一見すると”チャンス”に見える相場でも安易に追加注文しないようにする
  • 相場の大きな変化の可能性を意識する(予想は難しいので意識だけでも…)

まとめ

今回はループイフダンの実績を記事にしました。

ループイフダンは自動売買なので常時画面に張り付いている必要が無く、普段サラリーマンとして働いている僕には助かるシステムでした。しかしながら、口座資金の管理と相場の想定外な変動、そして自身の欲を制御する点が難しいと感じました。

逆にいえばこれらを克服出来れば運用益を得られる可能性があります。実際、2021年の運用では利益も発生していました。興味がおありの方は次のリンクからループイフダンのページが見られますので、内容を充分にご確認いただければと思います。

今回の記事は以上です。
お役に立てれば幸いです。

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