バーナビー(@Burnaby_104)です。
今回の記事は2023年の投資、資産運用の実績をまとめました。
各分野の投資歴と基本方針は次の通りです。
目次
投資歴と基本方針
僕の投資歴と基本方針は次の通りです。
つみたてNISA
2020年12月に開始
2021年より毎月33,333円相当(限度額の年間40万円)の積立投資を可能な限り維持。
⇒2023年は後半から毎月10,000円づつの積立投資に変更
米国株
2020年7月に開始
最初に余裕資金で各銘柄10株前後購入し、配当金の再投資(配当金で株を買い増し)で資産形成を目指しています。投資対象は高配当株を含んだ米国個別株、一部にETF銘柄です。
また、節約して捻出した資金でその都度買い増しもしています。
暗号資産
2020年10月からTポイント3700ポイントをビットコインに交換して開始
ポイ活で獲得したTポイント(100~200ポイント)を獲得次第、ビットコインに交換する定額積立しています。
また、LUNCという別の通貨も都度買い増しして値上がりに期待しているところです。
総括要点
2023年の投資・資産運用の運用実績を総括します。
本年は米国株とつみたてNISAの躍進がありました。(詳細は後述)
他の投資対象は順調あるいは許容範囲に収まるものでした。
以下、各投資対象について振り返っていきます。
つみたてNISA
【投資方針】
・半年ほど毎月33,333円で後半は10,000円づつ積立に変更
※毎月33,000円ずつとしていましたが、家の購入および子育て資金捻出のため額を減らしました。
【運用実績】
+614,033円 ※含み益ベース
(元本 約1,269,000円 に対して 評価額 1,883,033円 2023年末時点)
内訳は次の通りです。
銘柄 | 2023年 含み損益(円) | 2022年 含み損益(円) | 2021年 含み損益(円) |
SBI・V・S&P500インデックス・ファンド | +182,029 | +32,846 | +46,825 |
ニッセイ外国株式インデックスファンド | +78,919 | +19,143 | +26,673 |
SBI・全世界株式インデックス・ファンド | +244,966 | +10,444 | +21,375 |
ニッセイTOPIXインデックスファンド | +53,849 | +6,225 | +9,503 |
eMAXIS Slim バランス(8資産均等型) | +30,488 | +4,484 | +10,498 |
SBI・V・全米株式インデックスファンド | +23,782 | – | – |
含み損益合計(円) | +614,033 | +71,171 | +115,205 |
【所感】
なんと、運用益は昨年の8.6倍になりました。運用益の再投資と株高、円安効果で円ベースで見ると含み益が多くなったものと思われます。今後の株高に期待しながらじっくり待つ事にします。仮に株価の悪化が発生したとしても、”つみたて投資なら株安の時期は同額でも多く買える”と前向きにとらえ、つみたてNISAならではの非課税枠の活用と取得単価の平均化を意識して運用を続けます。
つみたてNISAについては現在、僕は1銘柄のみ積立投資しています。それ以外については売却せず保有し続けている状態です。(せっかくの非課税枠で購入した分なので、配当再投資運用で売らずに育てていきます)
つみたてNISA見直しについては、よろしければ次の記事をご参照ください。
米国株
【投資方針】
・配当金で買い増しする「配当金再投資」
・キャピタルゲイン(売却益)は狙わず原則として長期保有
【投資運用実績】
948.34ドルの配当金を受領 ※税引後の手取り額
2022年は799.57ドルの配当金を受領していましたので、
昨年比で148.77ドルの増収(手取りベース)でした。
適宜買い増しと配当金再投資の効果が発揮されています。
内訳は次の表をご参照ください。
株の保有数については当年内に買い増しをしていますので参考程度に留めてください。
※表中の保有数は2022年12月末→2023年12月末時点での増減です。
銘柄 | 保有数 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
WMT | 15→15 | 6.02 | – | – | 6.17 | – | 6.16 | – | – | 6.18 | – | – | – |
KO | 20→20 | – | – | – | 6.63 | – | – | 6.63 | – | – | 6.63 | – | 6.63 |
MO | 100→100 | 67.63 | – | – | – | 67.90 | – | 67.43 | – | – | 70.43 | – | – |
PM | 15→15 | 15.08 | – | – | 15.21 | – | – | 15.22 | – | – | 15.57 | – | – |
PFE | 53→0 | – | – | 15.61 | – | – | 16.23 | – | – | 16.26 | – | – | 0 |
ABBV | 20→20 | – | 21.34 | – | – | 21.29 | – | – | 21.29 | – | – | 21.30 | – |
PG | 20→20 | – | 9.89 | – | – | 10.16 | – | – | 10.16 | – | – | 10.17 | – |
VZ | 22→30 | – | 10.31 | – | – | 11.76 | – | – | 11.75 | – | – | 14.33 | – |
SPYD | 21→30 | – | – | 5.85 | – | – | 7.39 | – | – | 9.22 | – | – | 12.29 |
MCD | 15→0 | – | – | 16.36 | – | – | 16.39 | – | – | 16.40 | – | – | 0 |
XOM | 50→50 | – | – | 32.61 | – | – | 32.72 | – | – | 32.69 | – | – | 34.17 |
QYLD | 200 | – | – | – | – | – | 2.17 | – | 50.75 | 24.73 | 24.06 | 23.17 | – |
集計 | – | 88.73 | 41.54 | 70.43 | 28.01 | 111.11 | 81.06 | 89.28 | 93.95 | 105.48 | 116.69 | 68.97 | 53.09 |
※単位は米国ドル 全て税引後の手取り分です。
※銘柄はティッカー(略称)にて記載しています。(例:ウォルマート→WMT)
<補足>
PFEおよびMCDは10月に全数売却しました。(家購入資金捻出のため)
QYLDは2023年前半より保有を開始しています。この銘柄は原則として毎月配当が得られる銘柄なのですが、支給日によっては受け取りが翌月になる場合があります。(例:7月分は無しで8月には2回支給)
【所感】
手取りで合計948.34ドルなので1ドル144円としても136,500円ほどの配当金を得られました。月平均にすると約11,300円/月の不労所得です。
毎月10,000円ほどが働かずに手に入る…うれしい限りです。買い増しの原資になり、助かっています。
銘柄ごとの配当金額を見るとMO(アルトリア)とXOM(エクソンモービル)が多く、これらの保有株数の多さが効いています。これらの銘柄の配当月は65ドル以上の手取り配当金になり、再投資での株購入もしやすく資産形成に寄与しています。他の銘柄は配当金再投資による買い増し+増配で少しずつですが配当金が増えています。
米国株に限った話ではありませんが、複数銘柄を保有する事で分散投資となり、特定の銘柄や分野が悪化しても狼狽せずに済みます。
また、配当金が出される周期の異なる銘柄を保有する事で、毎月配当金を受領出来るようになります。額の大小はありますが、毎月配当金の入金通知を受け取れるのは嬉しいものです。
暗号資産(ビットコイン等の仮想通貨)
ビットコイン
bitflyerでTポイントをビットコインに交換して保有しています。
こちらについては単に保有するだけですので投資信託や預金のように何もせず増える事はありません。
【投資方針】
獲得したTポイントをビットコインに交換して保有。
【保有状況】
0.00680236 BTC を保有しています。
LUNC
新たな暗号資産としてLUNCへの投資を始めました。本記事執筆時点では総供給量約6.8兆枚LUNCが存在し、1枚あたりの価値は0.02172円/枚という相当に価値の低い暗号資産です。
ビットコインは本記事執筆時点で約2,100,000円/枚、総供給量2100万枚ですので大きな差がある事が分かります。
ただし、LUNCは取引ネットワーク内での取引に応じてバーン(LUNCの総供給量を削減)がなされる仕組みが運用されており(本記事執筆時点)、年単位の長期的な目で見れば総供給量の削減により1枚あたりの値上がりの可能性が期待されています。
また、LUNCの価値に目を付けたプロジェクトやコミュニティの活性化がなされればそれらへの期待でLUNCの価値が上がる可能性も考えられます。僕はそこに期待し、LUNCを保有しています。
【保有状況】
8,500,000 LUNC を保有しています。
LUNCに関する記事は簡単ですが次のリンク先にあります。
所感
ビットコインについてはTポイントを適宜100~200ポイントに交換していますので劇的な成果ではありませんが、少しずつ貯まっていく実感はあります。しかしながら暗号資産そのものが法定通貨に比べると大規模な急落や廃止などリスクがあるため、慎重な投資が必要と考えています。僕は万一の廃止も想定し、当面の間は最悪無くなっても諦めのつきやすいポイントでの購入(交換)で投資しています。
LUNCについては今後の先行きに期待しつつ、長い目で見守っていくつもりです。
2024年の投資方針
投資運用状況を振り返りましたが、2024年は以下の方針で動いていこうと考えています。
【つみたてNISA】
毎月10,000円ずつ積立投資します。
長期投資目的+非課税枠というのは強いメリットと考えるためです。
【米国株】
投資方針は2023年と同じように「配当金の再投資」で運用していきます。
また、各社の動向を注視して必要に応じて銘柄の乗り換えを視野に入れます。
【暗号資産(仮想通貨)】
ビットコインは2023年同様、Tポイント交換でビットコインに投資していきます。
仮に現金で投資をする場合でも少額に留めてのめりこまないよう注意していこうと考えています。
LUNCはBybitのステーキングを活用して枚数を増やしながら大きな値上がりまで保有し続けていくつもりです。
【わが子の投資】
子供の成長に伴いお金が必要になると思われますので、子の証券口座にて毎月10,000円ずつ投資信託を購入する積み立て形式で投資していこうと考えています。
ジュニアNISAは2024年以降新規買い付けが出来なくなるため、非課税枠での買い付けは出来ず、特定口座での買い付けになります。売却時には譲渡益に課税されてしまいますがそれは承知のうえです。子供がNISA口座を開設出来る18歳になるまで待つ期間の方がもったいない、という考えです。
一方、非課税にこだわるなら、僕あるいは妻の非課税枠で購入していくという方法もありますが、子供の分はしっかり分けて管理・保有したいため、普通に買い付ける事にしました。
なお、わが子のジュニアNISA投資については次の記事をご参照ください。
今後も運用状況を振り返り、良い点は継続させ、良くなかった点は真摯に受け止めて改善していくことで、資産形成をより確かなものにつなげていきたいと考えています。
今回の記事は以上です。
ご参考になれば幸いです。
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