対応スマホを持っていればICカードリーダー不要!スマホでマイナンバーカードを読み取ってワクチン接種アプリを登録してみよう

マイナンバー

ICカードリーダーとは

ICカードリーダーはマイナンバーカード裏面のICチップ(四角い金色の部分)を読み取る装置またはスマホやノートパソコンで搭載されている同様の機能です。

本記事では後者であるスマホを使って読み取る方法を記載します。

前者の場合、パソコンのUSB端子で接続してカードを差し込むか「かざす」(上から重ねる)ことで読み取りを行う機器があり、ネットショップでも3,000円前後の予算で買うことができます。

ICカードリーダーでマイナンバーカードを読み取る場面

例えば以下のような場面でマイナンバーカードを読み取る必要があります。

  • e-TAX(インターネットを使った確定申告)のログイン、利用、一部の電子申請(※)
  • マイナポータルでのマイナンバーを使った各種連携設定
  • 新型コロナウイルスのワクチン接種証明アプリの登録などの行政提供のサービスへの登録

※:税務署にて発行できる「ID・パスワード方式」ならマイナンバーカード無しでe-TAXでの基本的な申請は可能です。

これらはそこまで頻度の高いものではありませんから、そのためだけにICカードリーダーを用意するのはちょっと…という方もいらっしゃるかもしれせん。少なくとも僕はICカードリーダーの購入に対してはかなり躊躇していました。

対応機種ならスマートフォンで読み取れます

スマートフォンでマイナンバーカードの読み取りに対応している機種であればスマートフォンをICカードリーダーとして活用できます。
(上記リンク先の「Q:スマートフォンがマイナンバーカードの読み取り対応しているか否かはどこで確認すればよいでしょうか?」を参照ください)

僕の持っているGalaxy Note10+は対応していました。iPhoneならiPhone7/7Plusやそれ以降に発売された機種なら対応しているようです。

なお、スマートフォンの場合は「NFC」という機能、呼称になっています。これはICチップの読み取りにNFCと呼ばれる近距離無線通信技術を使うためです。スマートフォンの設定メニューから探す時にご留意ください。

また、Androidなら本体背面にNFCのある場所がアイコンで示されてる場合があります。読み取り時にはアイコンの位置とICチップとが合うようにすると読み取りが成功しやすいです。

iPhoneの場合は本体背面中央のリンゴマークと本体てっぺんの間あたりを目安としてください。

Galaxy Note 10+の場合
背面中央左側のマークが読み取り部分
(緑色に反射したあたり)

スマートフォンを使ってワクチン接種証明アプリの登録をしてみよう

登録前の事前準備(NFC機能の有効化)

対応機種のスマートフォンをお持ちの場合、スマートフォンを使って新型コロナウイルスのワクチン接種証明アプリの登録が出来ます。

ワクチン接種証明書アプリ」というデジタル庁が提供するアプリをインストールしましょう。インストール後はNFC機能そのものが有効になっている事と、NFCの読み取り機能が有効になっているかを確認してください。

NFC機能がオンになっている事を確認(写真はイメージ)

接種証明書アプリの起動

接種証明書アプリを起動し、内容を読みながらボタンを押下していき、「接種証明書を発行する」ボタンを押してください。

登録作業

用途の選択欄が出てきます。まずは国内での利用が出来るように「日本国内用」の文字右側の丸いボタンを押してください。暗証番号の入力を求められたら、マイナンバーカードの暗証番号を入力してください。(スマートフォンのロック解除番号と間違えないようにしてください)

暗証番号が正しければマイナンバーカードの読み取り画面になります。机の上など平らなところにマイナンバーカードを置き、カードのICチップ付近にスマートフォンの読み取り部を重ねて置いてください。

差し支えなければスマートフォンのケースを外してから置くと通信が安定します。(外さなくても通信出来るかと思いますが、僕は念のため外すようにしています)

読み取りが成功すると、ワクチン接種時の居住地の都道府県、市町村を選択する画面になるので確認してボタンを押下してください。

以降の画面は適宜画面を下にスクロールさせつつ内容を確認し、ボタンを押下していくと登録が出来ます。

最終的に次の画面が出れば登録完了です。「終了する」ボタンを押してください。

「海外用」も同様の手順で登録できます。登録が必要な場合はお手元にマイナンバーカードとパスポートをご用意して登録してください。

海外用の登録画面(のうちパスポート登録画面抜粋)

登録結果の確認

日本国内用、海外用と登録が完了するとアプリに2種類の接種証明書が記録されます。それぞれをタップすると詳細を確認する事が出来ます。(赤色が海外用、青色が日本国内用)

今後、ワクチン接種証明を求められた場合はこのアプリでスマートに提示が出来ます。ワクチン接種証明書の現物を持ち歩く必要もありませんし、近い将来、海外向けの分は空港などでの提示に使えるかと考えます。

このような感じで、対応スマートフォンがあれば簡単にマイナンバーカードを使った登録作業が簡単に出来ます。マイナンバーカードをお持ちで、ワクチン接種済みの方はぜひお試しください。

今回の記事は以上です。
お役に立てれば幸いです。

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