つみたてNISAの銘柄見直しと乗り換えをした話

投資

バーナビー(@Burnaby_104)です。
今回の記事はつみたてNISAの見直しについてまとめました。

この記事で分かること
  • 銘柄見直しに至った経緯
  • 見直しした内容
  • 見直し後の状態

銘柄の見直しに至った経緯

本来、つみたてNISAの銘柄は売却せず保有し続けるのが良いと思われます。前年以前に購入したものを売却して買い替えをすると本年分のつみたてNISAの枠を消費してしまうだけです。

それでも僕が見直しをしたのは主に次の理由があるからです。

1.保有銘柄が多くて見づらい

2.運用益が増えそうな銘柄に乗り換えたい

3.総資産の多いファンドに資金を集約した方が運用益が増えそう

詳しくは次項目で述べます。

保有銘柄が多くて見づらい

以前に一度見直しをしたとはいえ、似たような趣旨の銘柄をいくつも持っているという状況でした。運用益の確認の際も煩雑だと感じており、保有銘柄のリストも見づらいと考えていました。

今回の見直しで合計5つ(の区分)程度に絞りたいと思いました。
ちなみにこの5つというのは僕が使っているSBI証券のつみたてNISAのアプリのホーム画面で「運用益上位5つの銘柄」が表示されるため、ホーム画面のみで全てを確認したいと思ったからです。

運用益が増えそうな銘柄に乗り換えたい

今までは米国S&P500、全米株式、全世界、日本株、8資産均等というようにいくつもの分野で分散して保有していました。数年保有してみると一部銘柄で(元本の差もありますが)運用益が期待していたほど出ていないものがありました。

そこで、分野を絞って運用益が増えそうなファンドに乗り換えて、今後の運用益アップに期待することにしました。また、資金を別々のファンドに分散させずにある程度集約すれば元本の資金力の面でも運用益向上につながるのではと考えたためです。

純資産の多いファンドに資金を集約した方が運用益が増えそう

こちらについては、感覚的なもので細かな分析ではありません。
本記事執筆当時、SBI証券でのつみたてNISA対応ファンドの純資産で三菱UFJ-eMAXIS Slim米国株式(S&P500)や全世界株式(オール・カントリー)のファンド純資産額が、同系統の指数連動型の投資信託ファンドよりも2倍以上多い状態でした。

ファンドの資金力が高ければ高いほど、ファンドにとっては運用益を稼ぎやすい→運用益、評価額向上につながるのではと考えたためです。

わが子の投資

一方で、子供の成長に伴いお金が必要になると思われますので、僕は2023年に子の証券口座である程度の額をジュニアNISAで投資し、2024年からは毎月10,000円ずつ投資信託を購入する積み立て形式で投資を実施しています。

2024年1月~6月まで、子の証券口座にて特定口座での買い付けをしていました。
しかし、僕自身のつみたてNISAの枠が相応に余る見込みであり、このまま特定口座での保有ではいざ売却する時に課税される事が非常に悔しくなってきました。

以前は「僕や妻の非課税枠で購入していくと子の分と自分の分とを個別に管理・保有出来ない」と考えていましたが、保有する銘柄を分ける事で「これが子の分」と分かるようにすれば良いと考えました。

具体的には次の通りです。
「三菱UFJ-eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」を子の分として、
「三菱UFJ-eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」を僕の分として毎月積み立て投資する事でそれぞれを区別出来るようにしました。

つみたて投資枠を使い切れない我が家のような場合はこれが正解なのではと思います。
なお、わが子のジュニアNISA投資については次の記事をご参照ください。

銘柄見直しの結果

銘柄見直しの話に戻ります。僕は保有していた次の銘柄を売却しました。

  • ニッセイ外国株式インデックスファンド
  • ニッセイTOPIXインデックスファンド
  • eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
  • SBI・V・全米株式インデックスファンド

上記を売却した分で、次の銘柄に乗り換えました。

  • 三菱UFJ-eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

記事執筆時点の含み損益の内訳は次の通りです。
今後の含み益の向上に期待しつつ、つみたて投資を続けていくつもりです。

銘柄2024年 含み損益(円)※銘柄乗り換え後2023年 含み損益(円)2022年 含み損益(円)2021年 含み損益(円)
SBI・V・S&P500インデックス・ファンド+263,784+182,029+32,846+46,825
ニッセイ外国株式インデックスファンド保有無し+78,919+19,143+26,673
SBI・全世界株式インデックス・ファンド+358,745+244,966+10,444+21,375
ニッセイTOPIXインデックスファンド保有無し+53,849+6,225+9,503
eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)保有無し+30,488+4,484+10,498
SBI・V・全米株式インデックスファンド保有無し+23,782保有無し保有無し
「三菱UFJ-eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」※成長投資枠+162保有無し保有無し保有無し
「三菱UFJ-eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」※つみたて枠-16保有無し保有無し保有無し
三菱UFJ-eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)-4444保有無し保有無し保有無し
含み損益合計(円)+618,231+614,033+71,171+115,205

[補足]
「三菱UFJ-eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」※成長投資枠
は子の分ではなく僕自身の分です。米国株の特定口座保有→NISA枠(成長投資枠)保有に乗り換え(売却と買い直し)をした際に1000円弱ほど枠が余ったので、これを買う事で枠を使い切りました。
来年以降、枠が余った際や臨時収入があった際にこの区分で適宜投資しようかと考えています。

「SBI・V・S&P500~」「SBI・全世界株式~」を残したのは、十分な含み益が出ているのもありますが、保有額が相応にあり、これまで売却すると乗り換えしようとすると今年のつみたて枠を大幅に使い切ってしまうため売却はせず保有し続ける事にしました。

【所感】
乗り換え前(2023年末)と比べると大きな損も無い状態で乗り換えが出来ました。今後の運用益(含み益)に期待します。仮に今後評価額の悪化により含み損が発生したとしても、”つみたて投資なら株安の時期は同額でも多く買える”と前向きにとらえます。時間を経て含み益に繋がる可能性と、つみたてNISAならではの非課税枠のメリットと取得単価の平均化を意識して運用を続けます。

前回のつみたてNISA見直しについては、よろしければ次の記事をご参照ください。

今回の記事は以上です。
ご参考になれば幸いです。

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