バーナビー(@Burnaby_104)です。
今日は時間の節約の一環でお気に入りの工具をご紹介しようと思います。
目次
電ドラボールとは
今回ご紹介するのは「電ドラボール」です。
正式な商品名は「ベッセル(VESSEL) 電動 ボールグリップ ドライバー」です。
手回し型のドライバーと同様の形状で、電動で締める/緩める作業が出来る電動工具です。
商品自体は結構前から出ているのですが、僕は恥ずかしながら最近知りました。
知り合いの業者さんが使っているのを見て真似して購入し、仕事でもプライベートでも使い勝手が良くて手放せないくらい重宝しています。どんな商品かはメーカー公式のYouTube動画をご覧ください。
オススメポイント
手回しドライバー同様の扱いやすさ
電動ドライバーといえば次の商品(リンク先)のようなしっかりした形状のものをイメージするかもしれません。僕も家庭用(DIY向け)のものですが持っています。
現場の職人さんが使っている機種だとハイパワー仕様になっていたりします。家庭用でも出力はある程度ありますが、サイズが大きくて奥まったところや狭いところでは扱いづらかったりします。
電ドラボールは先ほどの画像や動画の通り手回しドライバーの近いサイズです。
次の動画のように手回しのドライバーと変わらない形状で扱いやすいですし、長さもあるのでやや奥まったところのネジも比較的回しやすいです。
上の動画のように現場作業でも(パワーをそこまで要しないものは)柔軟に使えます。内装、電気工事で多くのネジを回す際も素早く回す事が出来ます。
パワーとスピード最優先!ではなく”手回しドライバーの延長線上のもの”と考えれば充分な性能と僕は考えています。
本締めも持ち変えず手動ドライバーとして使える
本締め(最後にキュッと適切な強さで締めて完了)をする際、本格的な電動ドライバーだとパワーが強すぎたりする場合があります。
最後まで強く締めるといわゆる「ネジをなめた(ネジ穴が潰れて回せなくなる)」という状態になってしまいます。出力が調整出来るものでもその適切な出力を見出すのがそこそこ手間です。
これを回避するためにネジを大事に扱う場面では、ある程度電動で締めて本締めでは手回しドライバーに持ち変える事が多いです。
電ドラボールなら電動を止めてそのまま手動で回すようにすれば良く、工具を持ち変えずに済むので作業の効率がグッと上がります。
ビット(先端部)の交換が可能
これは電ドラボールに限ったわけではありませんが、ビット(先端部)を対応するものに交換して使う事が出来ます。例えば六角穴対応のビットに取り換えれば六角レンチ代わりに使えます。
※本締め、締め付け確認には六角レンチで確認するのをおすすめします。
たまにパソコンラックなどOA系の家具で六角穴のネジがあったりするので、本締め前に一通りネジを付けてしまう際に便利だと考えています。
USB充電で気軽に充電
電動工具の充電は地味に面倒です。
冒頭のしっかりした形状のタイプでは、バッテリーを外して別の充電器にセットするタイプだったりするので、頻繁に使わないなら充電器を出したり片付けたりする必要があり、結構面倒だったりします。
電ドラボールならUSBケーブルで充電します。付属の充電アダプターを使ってコンセントからの充電はもちろん、パソコンやモバイルバッテリーでも充電が出来ます。
付属の充電アダプターも小型のものですので工具と一緒に持ち運べて、電源さえ確保出来れば気軽に充電出来るのが扱いやすいと感じました。
USB充電は、近年はホテルの客室やクルマの中、OAタップなどでいたるところに付いていたりするので、電ドラボールは充電しやすいと考えています。
あると便利なもの
電ドラボールと併せて購入すると便利なものをご紹介します。
ネジキャッチ
ネジキャッチとはビットに取り付ける磁石です。
磁石があることでネジを入れる直前にビット先端にネジをくっ付けて入れやすくなります。ネジを取り外す際もうっかり落下させずにビット先端やネジキャッチ付近で保持する事が期待出来ます。
収納ポーチ
電ドラボール本体に加えてビットや充電ケーブル、充電アダプターもまとめて収納出来ます。
まとめて持ち運べばビット類の紛失防止も期待出来ます。僕は収納さえ出来れば良いと考え、VESSEL製品でなく同等品を買いました。
まとめ
今回は電ドラボールをご紹介しました。
オススメポイントは次の通りです。
- 電ドラボールは手回しドライバー同様の形状で扱いやすくかさばりにくい
- 本締めの際は手回しドライバーとして使える
- ビットの交換が可能
- USB充電で気軽に充電出来る
今回の記事は以上です。
お役に立てれば幸いです。
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